【薬剤師必見】薬剤師飽和時代到来!?今後起こり得るかもしれない3つの予想とこれから必要な薬剤師とは?

薬剤師の泉水です。

薬剤師飽和時代・・度々聞くワードかもしれませんが、そろそろ現実味を帯びてきたと感じる今日この頃です。特に都心では最近コロナの影響で求人は少なくなっています。

しかし、現場で働かれている皆さんは、むしろコロナの影響でオンライン対応等業務が増え忙しく過ごされて、“飽和なんてありえない!むしろ足りてないし”と感じているかもしれません。調剤報酬改定・・薬機法改定・・薬剤師業界は常に変化しています。今回は、その変化も考慮し、今後起こり得るかもしれない事を転職コンサルタント薬剤師として3つ予想してみました。そして将来どんな薬剤師が必要になってくるのか確認していきましょう!

 

現役薬剤師はどう感じている?今後の予想

先ほどもお伝えしましたが、現場で働いている薬剤師さんは、飽和状態なんて感じられないという方の方が多いと思います。しかし、今回のコロナショックで夏のボーナス減少・・夏のボーナスはもらえたけど冬のボーナスはカットかも?そんな情報も出始めていますよね。薬剤師充足どうこうの前に、薬局の経営が維持できるのか心配になると思います。経営が維持できても同じ条件で働けない、同じ条件で転職できない・・このような事は既に起きている事実です。コロナをきっかけに本腰をいれて将来のことを考えてみませんか?

 

起こり得るかもしれない予想3つ

充足率は地域差がある!

さて充足充足と言っておりますが、薬学部がない県では不足傾向にあると言われています。薬学部がたくさんあり、人口も多い都市部では充足傾向と地域に差が出ています。また、病院薬剤師のみのデータではありますが、薬学部のない県とある県の就職者の出身を調べると、薬学部がない県では地元出身者が多くを占め、薬学部がある県では地元出身者と地方出身者が半々という結果になっています。(※病院における薬剤師の働き方の実態を踏まえた生産性の向上と薬剤師業務のあり方に関する研究より引用)

薬学部のある県の都市部にお住まいの方は、今後、充足率は益々高まるでしょう。

 

簡単に転職ができない!復職の条件が厳しくなる!

薬剤師の求人倍率はどんどん下がっていることをご存じですか?(※厚生労働省「一般職業紹介状況」より引用)以前は引く手あまただった薬剤師ですが、現実は求人現象です。これはコロナの影響ではなく、薬剤師が対人業務にシフトし、テクニシャン制度が認められたことが一つの要因ではないでしょうか。また、調剤報酬減、薬価減の影響で多くの薬局が利益減少しています。以前は経営状態がよくどんどん出店をしていた薬局も、経営悪化で出店できない、人が雇えない、M&Aで吸収される・・そんなことも要因と考えられます。

今まではより良い条件を求めて、転職さえすれば年収が上がる、待遇が良くなる・・そんな転職市場だったものが変わりつつあります。先ほどお伝えしましたが、薬学部がない地方ではまだ薬剤師不足ですので、働く場所にこだわりが無く、今すぐ高収入を得たい方は今なら間に合います。より良い条件だけを考えて転職を繰り返す時代は終わりです。

また、出産・育児後の復職も厳しくなっていくでしょう。女性が多い業界ですので、復職ができない!なんてことはないでしょうが、○○科はできない、午前中の少しの時間だけ、高額時給を希望する・・このような条件では就業はかなり厳しくなるでしょう。

 

薬剤師手当がなくなる!?かもしれません

今、当たり前にいただいている薬剤師手当・・もしかしたらそれがもらえなくなるかもしれません。薬剤師が充足する・・今までより良い条件を出していた企業は、同じ薬剤師免許を持っているならばより良い人を採用したい!と思うのが当たり前ですよね?そして薬剤師がたくさんいるんだから、あえてそれに手当いりますか?となるでしょう。より良い人材=専門性を持っている、○○資格がある→一般の薬剤師さんとは違う業務ができ、それが加算につながる、薬局の利益に繋がる・・そんな人に手当をプラスして差別化したいと考えるのではないでしょうか。薬剤師が充足する=余るという事は“薬剤師免許持っている”だけでは価値がなくなってしまうと考えられます。

 

これから必要な薬剤師とは?

専門性がある&在宅経験がある!

先ほどお伝えしましたが“薬剤師免許をもってる”だけでは価値がなくなる時代がやってきます。他の薬剤師と差をつけなければ、より良い条件、より良い待遇を得られないだけでなく、現状維持も難しくなるでしょう。

○○の分野なら任せてください!そんな専門知識が必要になってくるでしょう。また、在宅経験は必須になるでしょう。【薬剤師転職緊急事態宣言!】の記事でもお伝えしましたが、今後薬剤師が活躍できる場は地域の在宅ではないでしょうか。在宅には関わりたくない、避けたい・・という方が一定数いらっしゃいますが、そんなことを言っている場合ではありません。在宅ができるチャンスがあるならば積極的に取り組んでいきましょう。

 

高いコミュニケーション能力!

こちらも【薬剤師転職緊急事態宣言!】の記事でお伝えしましたが、コミュニケーションが取れない薬剤師は淘汰されていきます。国として、薬剤師はどんどん臨床の場に出ていっていろんな職種と協力して患者に対応していきましょう!という方針で進んでいます。患者さん、患者さんのご家族はもちろん、多職種ときちんとコミュニケーションが取れないと今後益々就業が難しくなるでしょう。

 

これから期待できるのは調剤併設ドラックストア薬剤師!?

調剤併設ドラックストアの魅力】の記事でお伝えしたのですが、薬機法の改定で薬局分類

が出来ます。多くの薬局が“地域連携薬局”になると思います。今後、調剤報酬が増える見込みはありませんので、調剤報酬だけが柱ではないドラックストア。そして、施設だけでなく個人在宅需要にしっかり応えられるドラックストアが、生き残っていくのではないかと予想します。

 

まとめ

  • 薬剤師はいずれ充足する
  • 面接を受ければ受かる時代は既に終わっている
  • 専門性・在宅・コミュニケーション能力は必須

 

「団塊の世代」が75歳を迎える2025年をピークに日本の人口はどんどん減っていくと予想されています。人口が減れば、必然的に病院の数も減り、薬局の需要も減る・・必要のない薬剤師は淘汰されてしまう時代が来るでしょう。おそらく現在働き盛りの20~30代の方の10~20年後、現役世代の時にはこのような事が起こり得ると思います。コロナの影響ですでに、面接を受ければ受かる時代は終わりです。経験が少なく、条件ばかり求める薬剤師は不要です。10年後も薬剤師として働いていくならば、今から準備が必要です。キャリアを考えず、条件だけを求める転職はもうやめにしましょう。現状をきちんと把握して、将来を見据えて考えていきましょう。

しかしながら、薬剤師は今後対人業務がメインとなり、薬剤師の業務内容が変化していき、その需要が増え、“薬剤師は充足しないのでは?”という予想もあります。この明るい予想を実現させるには、薬剤師が地域の方々に専門知識を還元していくことが必須だと思います!専門性・在宅・コミュニケーション能力は欠かせないでしょう。私も含めですが、今、薬剤師である方々が変化していかなければこの未来はなくなると感じます。

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