【薬剤師転職】スムーズな円満退職のためのポイント2つ!&よくあるトラブル対処法そして伝え方について学んでおきましょう!

薬剤師の星谷です。

退職は決めた、でも引きとめられたらどうしよう?どういったら退職がスムーズにできるのかな・・転職意志が決まると、次に悩むポイントだと思います。引きとめられてなかなか辞められない・・退職時に喧嘩になってしまった・・こんな事態は避けたいですよね。

わたしは以前、辞めたいと伝えた時“いやいや少し休んで考えてみたら?”と言われてしまい、すぐに退職に至らなかったことがあります。次の転職先にむけてスムーズに、円満に、退職をするためにはポイントがあります!今回はスムーズな円満退職のためのポイントとよくあるトラブルの対処法、そして伝え方についてまるっとお伝えしていきます。

円満に退職するためのポイント2つ

【ポイント1】なぜ辞めたいのか?考えを整理しましょう

職場に退職意思を伝える前に、本当に転職するべきなのかを改めて考えることが大切です。
退職申請は一度切り出してしまうと、無かったことにはできません。
辞める覚悟があるかを再確認することは、退職交渉をスムーズに進めるだけでなく、新しい環境で前向きに頑張る力にもつながっていくでしょう。

【ポイント2】納得性の高い退職理由でスムーズに!

退職理由をすんなり受け入れてもらえることが円満退職には重要です。
納得性の高い退職理由のポイントを3つご紹介します。
①今の勤務先では解消できない事
②すでに辞める前提となっている
③ポジティブな内容
たとえ不満があってもそれを伝えてはなりません。
すでに退職を決めているのですから、ここで不満を伝え解消してもらったとしても意味がないですよね。

代表的な引きとめ4つの対処法

①どうして辞めるの?

「嫌なところがあったら言ってほしい」これもこのパターンに入ります。それは改善するから辞めないでくれ・・いやいや・・辞めるといって勤務条件が変わるのは異常です!

ここでの対処法は、“特に具体的な不満はないです”と答えるのが良いでしょう。

②辞めてからどうする?

次に来るのがこの質問です。注意すべきところは「次がきまっています」と伝える場合です。その際に次の会社名、次の職場の勤務条件を伝える事は避けてください。次の会社名を伝えることで最悪の場合、そこに連絡されたり、あそこは良くないというネガティブな話になる可能性があります。また勤務条件を話すことで、改善するから辞めないでの状態に戻ってしまいます。

ここでの対処法は、“申し訳ありませんが、言えません”ときっぱり断りましょう。

③あなたが辞めたらこの店はどうなるの?

「あなたが辞めたら他の人に迷惑がかかると思う」「あなたが辞めたら店を閉めることになる」などもこのパターンです。このような発言は情に訴えるただの脅しです。相手にしてはいけません。

ここでの対処法は“それも含めて退職することを決めました”と退職の意思を貫きましょう。

④社内規定では〇〇と決まっている!

比較的多い引きとめ、引き延ばしのパターンですが、その社内規定は法律的には無効です。したがって、そもそもルールを守る義務はありません。民法では「解約の申し入れ日から二週間を経過することによって終了する」とあります。なので一般社員、パートなら2週間前に申し出をすればOKということです。企業は退職の申し出を拒否することはできません。

ここでの対処法は、“社会通念・常識の範囲である退職日の1か月ほど前に退職意向を伝える。退職日を〇月〇日と明確に伝える。”です。

伝える時の注意点Q&A

Q伝える相手は?→A直属の上司です

退職の意向を伝えるのは直属の上司となります。多くの薬剤師さんの場合は、店長や管理薬剤師の方が相手になると思います。会社は組織ですので、伝える順番を間違えると円滑に進まなくなりますので気を付けましょう。

Q伝える時期は?→A退職日の1ヶ月前程度です

会社規定で〇か月前と決まっていても法的には2週間前ですが、社会常識的として退職日の1ヶ月前程度が一般的とされています。時間的にゆとりがあればあるほど良いですが、次の職場の入職タイミング等様々な事情があると思いまので「1か月」を目安に考えていきましょう。

Qどう伝える?→Aまずは口頭で伝えましょう

ずは口頭で伝えることをお勧めします。伝えるタイミングとしてご相談したいことがあるのですがお時間頂けますか?閉店後、相談したいことがあるのですが?等まずはアポイントを取りましょう。

まとめ

  • 余裕をもったスケジュールで!進めましょう。
  • 退職理由はそれで大丈夫でしょうか?多くの人が納得する内容か見直しましょう。
  • 引きとめ対策は大丈夫でしょうか?心配な時は紹介会社の力を借りましょう。


調剤過誤が起こりやすいのはどんな時ですか?そう、焦っている時、忙しい時です。転職も同じ!焦っても良いことはありません!余裕をもったスケジュールで進め、遅くとも退職の1ヶ月前には伝えましょう。

退職理由は愚痴や悪口になっていませんか?薬局業界は狭い世界です。目の前にいる方や職場の方が将来また一緒に働く仲間になる可能性も大いにあります。自分の株が下がるような行動は避けましょう。

考えられる引きとめの対策はしっかりしましたか?事前に準備できることは行い、不安な時は転職のプロである紹介会社の知恵を借りましょう。

退職交渉がうまくいかない・・どうしたらよいか分からない・・そんな時は紹介会社の出番です!お困りのことがありましたら弊社お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください!

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