緑内障点眼薬の分類 <難易度:中>

問題

以下の点眼薬をA.房水流出促進(主に主経路)、B.房水流出促進(主に副経路)、C.房水産生抑制のいずれかに分類せよ。

  1. キサラタン点眼液(ラタノプロスト)
  2. チモプトールXE点眼液(チモロールマレイン酸塩)
  3. デタントール点眼液(ブナゾシン塩酸塩)
  4. エイゾプト懸濁性点眼液(ブリンゾラミド)
  5. グラナテック点眼液(リパスジル塩酸塩水和物)

 

解答

  1. B
  2. C
  3. B
  4. C
  5. A

解説

私が解説します!
解説者:鈴木 達也
薬剤師。求人サイト「キャディカル薬剤師」を運営する株式会社MCSのキャリアアドバイザー。MCS所属キャリアアドバイザーの教育を目的とした社内セミナー「薬剤師塾」、およびMCSが提供する教育研修サービスの講師も務める。講師歴10年。

一口に眼圧を下げるといっても、その眼圧降下機序は多岐にわたります。ある薬剤で効果が得られない、または副作用などにより使用ができない場合は異なる機序の薬に変更したり、併用を考慮します。

その際、処方変更が妥当かを判断するためには薬品名からその作用機序がわかる必要があります。緑内障治療薬は種類が多く、覚えるのは大変ですが、自分の店にあるものから順に覚えていきましょう。

<参考>
各添付文書

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