漢方製剤とよく使用される疾患・処方目的の組み合わせ < 難易度:中>

問題

下記選択肢のうち、漢方製剤とよく使用される疾患・処方目的の組み合わせが適切なものをすべて選べ。

  漢方製剤名 疾患・処方目的
麻黄湯 インフルエンザ
抑肝散 認知症患者の行動・心理症状(BPSD)
大建中湯 腹部手術の術後イレウス(腸閉塞)予防
十全大補湯 小児の反復性中耳炎
六君子湯 胃食道逆流症(GERD)

 

解答

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解説

私が解説します!
解説者:鈴木 達也
薬剤師。求人サイト「キャディカル薬剤師」を運営する株式会社MCSのキャリアアドバイザー。MCS所属キャリアアドバイザーの教育を目的とした社内セミナー「薬剤師塾」、およびMCSが提供する教育研修サービスの講師も務める。講師歴10年。

いずれも関連ガイドラインや書籍などでも紹介されており、エビデンスの蓄積が進んでいるものばかりです。漢方を使用する医師も増えてきており、非専門医からも普通に処方されるようになりました。添付文書の効能または効果の項目をみても具体的な病名は記載されておらず、どのような疾患に処方されるのかを知らないと患者の症状にあっているのかを判断するのもままなりません。構成生薬から判断できるようになるのが望ましいですが、まずは、よく処方されるケースやガイドラインで紹介されているようなものを把握しましょう。

 

<参考>

漢方スクエア(https://www.kampo-s.jp/) ※要登録

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