ワーファリンが処方された患者への指導内容<難易度:低>

問題

ワーファリンが処方された患者へ指導する内容として正しいものを選べ

 

  1. お酒は晩酌程度であれば毎日摂取してもワーファリン作用には問題ない
  2. 納豆は少量でも摂取しない
  3. 緑茶は少量でも摂取しない
  4. 車の運転はしてはいけない
  5. 男性も服用中は避妊する

 

解答

1,2

解説

私が解説します!
解説者:鈴木 達也
薬剤師。求人サイト「キャディカル薬剤師」を運営する株式会社MCSのキャリアアドバイザー。MCS所属キャリアアドバイザーの教育を目的とした社内セミナー「薬剤師塾」、およびMCSが提供する教育研修サービスの講師も務める。講師歴10年。

1.については、添付文書の併用注意の項に「アルコール」が記載されていますが、メーカーHPには『晩酌程度の量であれば毎日摂取してもほとんど問題ありません。 脱水症状を起こしたり、肝障害を引き起こしたりするような過度の飲酒は避けるようにお願いします。なお、ワーファリンの服用は、アルコール摂取から6~7時間以上の間隔をあけて頂くようお願いしています』とあります。

2.についてもメーカーHPに『少量であっても、納豆は禁止いただきますようお願いいたします。

納豆には大量のビタミンKが含まれていることに加え、納豆菌により腸内でビタミンKが産生されますので、さらにワルファリンに対して拮抗作用を示します。納豆30gおよび10gの少量の摂取でも血中ビタミンK濃度は有意に上昇することから、納豆は少量といえども禁止すべきであると「Warfarinの適正使用情報 第3版」p509に記載があります』とされています。

3.についてもメーカーHPに『日常の摂取量であれば、特に気にする必要はありません。茶葉にはビタミンKが多く含まれていますが、ビタミンKは脂溶性のため、浸出液にはほとんど溶けだしてきません。ただし、茶葉を直接摂取することになる抹茶、粉茶は大量に飲まないように御注意ください』とあるので、通常の飲量であれば問題ないと考えられます。

4.5.に関しては添付文書にも、メーカーHPにも関連する記載はありません。

 

<参考>

エーザイ株式会社ホームページ(https://medical.eisai.jp/products/warfarin/faq/

ワーファリンの添付文書

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