薬剤師の星谷です。
20代初めての転職では不安なことがたくさんあるのではないでしょうか。
今の環境を変えたいけど、転職で失敗したくない!どうすればいいの?
転職回数って多いと評価悪くなるんでしょ・・転職してもいいのかな。
みんな転職で年収上がったっていうけど本当なの!?
様々な転職相談を受けてきた星谷が転職失敗例成功例をとおして、より良い転職が叶うポイントをお伝えしていきます。
目次
現在の職場環境ではできない業務に興味を持つようになって転職を考えだした20代薬剤師Aさんの成功ポイント3つ
~Aさんの行動からみえる成功ポイント3つ~
・Aさんは、興味を持った在宅をやりたいと直属の上司に相談しました。
成功ポイント①
まずは現状の職場で相談!現職で希望を叶えられることもあります。
・これから薬剤師の活躍の場は在宅医療!やっぱり経験したい。
成功ポイント②
明確な転職理由、叶えたい事がある!
・在宅経験を深く学びたい。初めてでも積極的に介入できる職場を探そう。
成功ポイント③
転職希望の優先順位が明確!
~Aさんの転職その後~
Aさんは上司に相談したところ、在宅は取り組む予定がないと言われてしまいました。
そのため紹介会社に登録し、在宅経験がなくても受け入れてくれる職場へ転職。
やりたいことが叶い充実した日々を過ごしています。
~星谷からのアドバイス~
転職を考える時、あれもこれも今より改善したい、希望条件を全部叶えたい気持ちはとても理解できるのですが、そんな都合の良い求人はめったにありません。
現状の職場にとどまることも選択肢として、今、自分が最優先したいこと、妥協できることをじっくり考えましょう。
大学時代の友人が就業している企業がうらやましく転職を考えだした20代薬剤師Bさんの失敗ポイント3つ
~Bさんの行動からみえる失敗ポイント3つ~
・Bさんは友人から職場の良いところを教えてもらいました。その友人は年1回長期休みがとれ毎年海外旅行に言っているとのこと。Bさんの現在の職場ではそんな長期休みがなく羨ましいと感じました。
失敗ポイント①
友人一人の話だけで判断、客観的な情報やマイナス面をみていない。
・羨ましい環境だな。よし転職しよう!
失敗ポイント②
じっくり考えていない
・海外旅行いきたいなー。あ、でもパスポート持ってなかった。
失敗ポイント③
転職で叶えたいことが曖昧で明確でない
~Bさんの転職その後~
Bさんの友人は学生のころから海外旅行が大好きで、仕事がどれだけ大変でも長期休みがとれて旅行がいければ大丈夫というタイプでした。一方Bさんは長期休みで旅行できる、行ってみたいなという曖昧な気持ちで転職し多忙な職場についていけなくなり、最近また転職を考えて始めました。
~星谷からのアドバイス~
求人のメリットとデメリットは表裏一体です。現場の人に話を聞くことも重要ですが主観的な情報だけになってしまいます。紹介会社を通し客観的な情報も必ず確認しましょう。その時は必ずデメリットの面にも目をむけましょう。
これができると選べる求人が広がる!20代薬剤師が押さえておきたいスキル
成功例、失敗例をみてきましたが、ではそもそも20代薬剤師が転職する際にみられるスキルは何でしょう。これができると選べる求人幅が広がる!そのスキルを確認しておきましょう。
経験科目の種類
単科より複数科目で働いた経験があると受け入れてもらえる幅がぐんと広がります。
研修認定薬剤師資格
学ぶ姿勢が積極的であると評価されます。また、かかりつけ薬剤師の申請に必須な資格でもあるので取得しているととても重宝されます。
コミュニケーション力
20代だけに限りませんが、患者様はもちろん、職場のスタッフとの良好な関係作りをするためのコミュニケーション力はとても重視されます。
その他
上記3つ以外に、管理薬剤師経験、在宅経験があると選べる求人の幅が広がります。
現在の職場で経験できるものは積極的に取り組んでいきましょう。
より良い転職のためのポイントまとめ
- 転職だけが選択ではありません!退職を決める前に相談しましょう。
- 転職理由はじっくり考えましたか?転職理由の優先順位を明確にしよう!
- あなたの年収は“市場”が決めます!最低限のスキルを身につけておこう。
勢いだけで転職を決めてしまうのは危険です!一呼吸おいてじっくり考えましょう。
自分だけで考えるより、客観的な意見も聞ける紹介会社を上手に使うのもお勧めです。
転職したら収入が必ず上がるとは限りません。年収は需要と供給、市場で決まります。転職の幅が広がるスキルを身につけておきましょう。
転職を考えいらっしゃるみなさん、MCSとじっくりお話をしませんか?より良い転職のサポートをいたします。
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