【20代薬剤師面接対策】言葉遣いは大丈夫?敬語と話し方のマナーをチェックしておきましょう!

薬剤師の星谷です。

薬剤師のみなさんは患者さんへの服薬指導で受け答えや言葉遣いに気を付けていると思います。患者さんが自分の指導を受け入れてくれるか?伝え方、言葉遣いひとつで大きく影響すると感じませんか?

それは面接も同じです!受け答えや言葉遣いで面接を良くも悪くも変えてしまいます!正しい敬語や話し方ができないと「常識がないな」「マナーがなってない」なんてマイナスの印象になりかねません。今回は、正しい敬語&話し方のマナーをチェックして、面接での好印象を獲得しちゃいましょう!

面接でよく使われる敬語

尊敬語

敬語とは【相手に敬意を表すもの】

自身に使うものではありません!敬意を示すべき相手の言動に対して使うようしましょう。

【言う→おっしゃる】【来る→いらっしゃる】【思う→お考えになる】などは面接で使うことが多いと思いますのでおさえておきましょう。

謙譲語

謙譲語とは【相手に敬意を表すために、自分をへりくだって言い表すもの】

こちらは自分自身に使う物です。相手に使ってはいけません!

【言う→申す、申し上げる】【聞く→伺う】【見る→拝見する】などは面接で使うことが多いと思いますのでおさえておきましょう。

間違えやすい敬語

了解しました→承知いたしました、かしこまりました

相手の言ったことを理解した・・そんな時、了解しました!と言ってしまいがちですが目上の相手には不適切です。正しくは「承知いたしました」または「かしこまりました」を使いましょう。

すみませんが→恐れ入りますが

「すみませんがもう一度お願いします」丁寧に聞こえがちですが、正しくは「恐れ入りますが・・」です。「恐れ入りますが」は伝える時に丁寧な印象になるクッション言葉としてよく使われますので、普段から自然と使えるようにしておきましょう。

大丈夫です→問題ございません・いただきます等

「その件は大丈夫です」「おかわりは大丈夫です」YESなのかNOなのか大丈夫だけでは曖昧な表現で分かりません。その件は良いのかダメなのか、しっかり伝わるような言葉で答えましょう。

おっしゃられる→おっしゃる

おっしゃられるは、「おっしゃる」と「れる」の二重敬語です。その他にも、【志望させていただきました→志望しました】【伺わせていただきます→伺います】【管理薬剤師をさせていただいております→管理薬剤師をしております】がありますので、気を付けてください。

なるほど・確かに→おっしゃるとおりです・はい、そうですね

相手の話を聞いて「なるほど、そうなんですね」「確かにそうですね」等、つい言ってしまうと思いますが、目上の相手に失礼になります。同意をしたい場合は、「おっしゃる通りです」や「はい、そうですね」と使いましょう。

~になります→~です

「履歴書になります」なります?冷静に考えると何になるの?と思いませんか。変化しないものに対しては「~なります」は使用しないようにしましょう。

参考になりました→勉強になりました

「とても参考になりました!」これは目上の相手には失礼になります。「参考」の意味には、「自分の考えの足しにする=自分の考えがすでにあって、あなたの意見は足しにしときます」という意味があるためです。「勉強になりました」や「学ばせていただきました」を使うようにしましょう。

面接での話し方マナー

「わたくし」または「わたし」

面接の時は、一人称を「わたし」または「わたくし」で統一しましょう。「僕」「俺」「自分」ましてや自身の名前はNGです。「わたし」より「わたくし」の方がよりかしこまった印象になります。

語尾は「です」・「ます」の丁寧語を使う

普段、親しい仲間との会話で使うような「~だよね。」「~と思う。」という話方はNGです。敬語がわからなくても「〜です。」「〜ます。」と、ですます調で話せば、丁寧な印象になります。敬語に自身がない方は、最低限です・ますを使うようにしましょう。

御社と貴社

「こちらの会社では・・」と応募している企業に「こちら」は使ってはいけません。面接時、話す時に応募企業のことは「御社」を使うようにしましょう。「貴社」は書類等で使う言葉です。ビジネスシーンでは当たり前に使う言葉ですので、面接時はもちろん普段から使えるようにしておきましょう。

話し方のクセに注意!

何かを聞かれたときに、「えっと、それは・・」と言ってします。答えを考えている間、「それは、え~・・」と言ってしまう。語尾がいつも伸びて「・・ですー」となる。「えっと~」「え~」「ですー」等々・・人によって話し方に色々なクセがあります。みなさんは自分のクセに気づいているでしょうか。面接時は特に緊張して、気を付けようとしてもいつもの自分の口癖が出てしまいがちです。自分の口癖にまず、気づく。そして、目立つものならば日頃から気を付けて直していきましょう。

姿勢にも注意!

話す時の姿勢も重要です!患者さんの服薬指導でも、はいはいと返事は良いけど、全くこちらに姿勢を向けていなかったり、終始下を向いてスマホをいじっている・・そんな感じでは聞いてる姿勢には見えませんよね。面接でも同じです。面接官に体を向け、しっかり質問を受けよう、自分の話は聞いてもらおう、という姿勢で挑むべきです。目線も面接官に向くように気を付けてください。目を見るのが苦手な方は、相手の鼻のあたりをぼんやり見ると相手には視線を向けている感じが伝わるのでオススメです。

まとめ

  • 日ごろから言葉遣い&話し方に気をつけていきましょう!

話す内容がどんなに良いものを準備していても、言葉遣いや話し方のマナーがイマイチだと悪い印象になってしまいます。面接時だけ言葉遣い&話し方を変えても違和感が出てしまうでしょう。普段から自分の言葉遣いや話し方に気を付けて、慣れておくことをオススメします。

面接でどんなことを聞かれるのだろう?どんな風に答えるのがいいの?などなど、面接対策でお困りの際は弊社お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください!

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