【20代薬剤師】平均年収はいくら?高収入を得るために準備すること3つ

薬剤師の星谷です。

薬剤師同士が集まると“〇〇って薬は・・”とか“こんな患者さんがいた”とか仕事の話が話題になることが多いと思いますが、なかなかお金の話がメインとなることは少ないのではないでしょうか。

みんないくらもらっているんだろう?自分の店舗はすごく忙しいのに、同期の店舗は暇そう・・私の仕事ぶり、もっと評価されてもいいんじゃない?転職したら年収あがるのかな?仕事に慣れてきた頃そんなことを考えることはありませんか?今回は同世代の気になるお財布事情と高収入を目指すために準備しておくことをお伝えしていきたいと思います。

20代薬剤師の平均年収は“471万円”

25-29歳の薬剤師の平均年収は471万円です
その後、年齢が上がるにつれて年収も上昇し、30代後半に差し掛かる頃には薬剤師全体の平均年収を上回ります。40代前半に年収はピークを迎え、60代半ばまでは600万円台を推移します。

グラフにはありませんが、新卒で就職活動していた時にお気づきのように、病院より調剤薬局、調剤薬局よりドラックストアや企業の方が概ね高年収となっています。

※参照:厚生労働省「平成29年度賃金構造基本統計調査」職種別第二表

20代で高収入を得るために準備すること3つ

転職したから必ず給与があがる?そんな都合の良いことはありません。確かに新卒ではないので、ある程度経験をもっての就職活動になるのですが、ただ経験があるだけでは高収入は得られません。“高収入を払ってまで欲しい人”にみなさんがならなければなりません。そのために準備することを3つお伝えしたいと思います。

①資格を取る

人柄等曖昧な基準でなく、他の薬剤師と明確な差をつけるためには資格取得が必要です。まずは様々な専門薬剤師資格取得の条件にもなっている“日病薬病院薬学認定薬剤師や研修認定薬剤師”は取得しておいたほうが良いでしょう。薬局ではかかりつけ薬剤師になるためにも必要な資格になりますので持っていない方は早めの取得を目指しましょう。更新制度がありますので継続的な勉強も忘れずに。興味のある分野があれば一度、専門薬剤師資格があるか確認してみましょう。

②経験値を高める

【在宅経験】

今回の調剤報酬で重要度が増した在宅。最近の求人でも在宅経験のあるかたしか受け付けないというところもありました。在宅の機会があるのであれば、ぜひ積極的に取り組んでください。

【管理者経験】

一般薬剤師より、管理薬剤師や店長は責任もありますので給与が高くなります。給与を上げるためには管理薬剤師・店長になることが一番早い道かもしれません。管理者になるには薬の知識はもちろん、様々な知識や経験が必要になります。まずは今働いているところの管理薬剤師さんから学んでみるのはいかがでしょうか。

③福利厚生にも注目!

20-30代は結婚される方が増えてきます。その時、給与ではないですが福利厚生=非金銭報酬がしっかりしていることも生活をしていく上で重要ではないでしょうか。

特に、復帰後こどもが何歳まで時短勤務が可能かというところは企業ごとかなり差がありますし、退職金制度も様々です。どんな福利厚生があるか?実際に利用されていて現実的なものなのかも含めて、20代の転職では重視して考えてみてはどうでしょうか。

まとめ

  • 平均年収は約470万円です
  • 転職!その前に今できることはないのか?自分の仕事を棚卸!
  • 薬剤師なら高収入!職に困らない!時代は終わりです

高年収など良い条件の求人を選ぶ立場になりたいのならスキルアップは必須です。もしかしたら現在の職場でもできること、経験を積めることがあるかもしれません。まずは、自分は何ができて何が足りないのか仕事の棚卸をしましょう。この時にどんなことをするときに楽しいか、やる気があがるのかを考えることが重要です。嫌いなことはやっても長続きしません。

また同時にどのいう人生を送りたいのか?人生というとかなり壮大になってしまうのですが、安定した生活が送りたい、一軒家を建てたい、育児と仕事を両立したい・・等々将来の生活も考えてみると、今必要なものが見えるのではないでしょうか。

薬学部の乱立、年金受給の高年齢化、テクニシャン制度、AIの進化等々・・様々な要因で薬剤師は充足するのではないかと私は感じています。必要とされる薬剤師になるために、紹介会社の都合に踊らされず、自分で考えてスキルアップしていくことは必須です!

将来を見据えた転職がしたい!キャリア相談をしたい!そんな時は弊社お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください!

\ SHARE /