【転職を考えている薬剤師さん要確認!】求人票を見る前にすべきこと&比較する時のポイント5つ!

薬剤師の星谷です。

転職活動を始めた・・たくさんの求人票をもらった、自分でも調べた・・あれ?どれも同じように見える!?そんな風に思いませんか?そして、せっかく転職して初めての給与日あれなんか思っていたのと違う!?そんなミスマッチも嫌ですよね。今回は求人票を確認するまえに必ずすること、求人票の比較ポイント5つをお伝えしていこうと思います。

求人票を見る前に必ず希望条件の優先順位を明確にする!

転職を成功させるための手順をきちんと踏んでいる方は、今さらここで・・という話なのですが、求人票を見る前に必ず行いたい事、それは希望条件の優先順位を明確にすることです。求人票をみて、自分が思ったより好条件の求人がある・・こっちも捨てがたい・・そんなことでは一時的には良いかもしれませんが、転職してすぐに辞めたくなってしまいますよ!この転職で〇〇の希望が絶対、優先順位はコレというものをもって求人票の比較に挑みましょう。

求人票を比較する時のポイント5つ!

早速ポイント5つを見ていきましょう。

ポイント①給与

まずは月給制か年俸制か。月額の収入が大きく変わるので要チェックです!また薬剤師の給与は基本給の他に、薬剤師手当、家族手当、住宅手当など、各種手当が多い傾向にあります。特に住宅手当は、金額や制度が各社さまざまなので、詳細を把握しておきましょう。
また、賞与は基本給をもとに計算されるものですので、賞与が気になる方は基本給を必ず確認しましょう。また管理職や高収入の求人では“残業〇時間込み”となっている場合もあります。給与の他に残業手当がつくのか?とれとも〇時間以上でないとつかないのか?そこもきちんと明確にしておきましょう。

ポイント②労働時間

薬局やドラッグストアで店舗数がたくさんあるところは、その店舗によって営業時間が異なる場合があります。定休日も決まっていることもありますので、求人票できちんと確認しましょう。また昼休憩が2時間ある場合や昼休憩は店舗にいなければならない等、様々な決まりがある場合があります。もし希望条件で昼は中抜けしたい、昼休憩2時間は避けたい等あるようでしたらしっかり確認しておきましょう。

ポイント③休日・休暇

休日のパターンで多くみられるのがこの3つ「週休2日」「完全週休2日」「4週8休」です。まずは何が違うのか確認し、有給についても確認しておきましょう。

・週休2日

1カ月に1回以上、週2日休みの週があるという事です。他の週は週1日の休みでも認められています。週に2日休めると思っていると大変です。

・完全週休2日

週2日は必ず休めるという事です。これは祝日を含める・含めないというパターンがあり、祝日を含める場合は、祝日がある週は「祝日+もう1日休」、祝日を含めない場合は、「祝日+もう2日休」です。

・4週8休

4週間に8日の休みがあるということです。ほとんどの企業では連続休暇の規定があるので、極端なことはできませんが制度上は4週28日間に8連休をとって、残り20日を連続勤務することができます。

・有給

有給消化率がどのくらいかは見ておくと参考になるでしょう。また通常、法令どおりだと6か月後に10日の付与となる有給ですが、企業によっては入社直後に有給付与がある場合があります。転職前からはずせない連休をとりたい予定等がある方は嬉しい条件でしょう。

ポイント④主な応需処方箋科目と処方箋枚数、薬局の人員

主な応需処方箋科目と処方箋枚数薬局、薬局の人員を知ることで忙しさを予想することができます。小児科・耳鼻科門前だと季節的によってはかなりの混雑が予想できますし、1日120枚/日を薬剤師3名で回すとなると薬剤師1名で40枚対応するわけで法令MAXとなり、かなり忙しいと予想できます。混雑=残業の可能性も見えてきます。

ポイント⑤福利厚生

福利厚生は企業によって本当に様々です。例えば、退職金制度、育児・介護休暇制度、社宅制度等々。そして薬剤師ならではの福利厚生としては、認定薬剤師資格の資格取得支援制度や、学会や勉強会参加費の補助制度などがあります。ライフプランに合わせて、必要な福利厚生制度がある企業を選んでいきましょう。私としては資格取得のための補助はあったらいいな程度と考えていますが、産休育休明けの時短制度や介護休暇制度は生活がかかっている訳なので重視したいところです。

また最も福利厚生について注意していただきたいのは、制度の利用実績です。いくら制度が充実していても、実際に利用できない環境があるのでは無いものと一緒です。

まとめ

条件の優先順位を明確にすることからスタート!

求人票を5つのポイントで比較してみましょう

詳しい情報は信頼できる紹介会社から確認!

希望条件の優先順位をきちんと明確にすることで、たくさんの求人があっても自分に合う、成功する転職が叶う求人を見つけられます。まだ希望条件が明確でない、優先順位を付けていないそんな方は、転職活動で初めにすべきことからスタートしてください。

求人票から分かる情報は限られていますので、もっと詳しいことが知りたい、自分の経歴だと予想年収はどのくらいなのか等調べたい時は紹介会社の力を借りましょう!

求人票の見方が分からない、この企業の詳しい情報が知りたい、そんな時は弊社お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください!

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