【薬剤師転職】年収アップも可能?!福利厚生を賢くチェックしよう!

薬剤師の星谷です。

転職で多くのみなさんが年収を気にされると思います。20代の年収求人票の比較の記事でもお伝えしましたが、年収にも関わってくる福利厚生は大事なポイントです!今回は、その福利厚生について詳しくお伝えしていきたいと思います。

福利厚生とはそもそも何か?

福利厚生制度とは、企業が従業員やその家族に対して、通常の賃金報酬の他に提供する様々なカタチの報酬(サービス)です。従業員の定着率アップや、優秀な人材を集める手段の一つとして福利厚生に力を入れている企業も少なくありません。

大きく分けると、法定福利厚生法定外福利厚生があります。

法定福利厚生とは、企業として実施しなければならないものです。雇用保険、健康保険、厚生年金保険、労災保険、介護保険(40歳以上)など社会保険に関わるものです。

法定外福利厚生とは、法定福利厚生以外のもので、住宅手当、自己啓発費、交通費、保養所の利用等様々なものがあります。

年収に大きく影響する!?住宅手当!

法定外福利厚生の中で大きな金額となるのが住宅手当や家賃補助制度です。例えば5万/月の住宅手当支給があるとすると、年収で5万×12か月=60万の差が出てきます。60万はかなり大きな差ですよね!しかし、そこで注意です!住宅手当には大きく2つのパターンがあります。①手当としての支給②住宅費は会社支払い・差額を給与天引きで、この2つで何の差が出るかというと税金です。簡単に言うと、①手当として算出される場合は税金が増えてしまうということです。手取りを増やすのならば②の方がお得です。

業種別福利厚生傾向

病院

病院は運営元により大きく変わってきます。国立の病院は公務員のような福利厚生が取り入れられ、各種制度が充実している場合が多いです。しかし民間の病院は、一部の大病院以外は、福利厚生が整っていない場合が多いです。

調剤薬局

大手調剤薬局では福利厚生がとても充実している場合が多いです。産休や育休などの手当はもちろん、時短勤務も希望すれば長く取れる場合も多いです。企業ごとに様々な福利厚生があるので、応募前には確認しておきましょう。

中小の調剤薬局でも、従業員の募集・定着を目的に充実させている企業もありますので確認してみましょう。

ドラッグストア

大手ドラッグストアは福利厚生が非常に充実している傾向があります。通常の福利厚生はもちろん、調剤薬局にも当てはまりますが、上場している会社であれば持株会として「在籍会社株の購入制度」があり、株として資産を形成していくことも可能です。

また全国に店舗を持つ企業だと、全国転勤可を選ぶと住宅費はもちろん引っ越し費用の負担もあります。

まとめ

  • 福利厚生は各社様々!しっかり確認しましょう
  • 年収アップ=翌年税金アップ!そのための対策も考えておきましょう
  • 転職にはライフステージの変化も視野に入れて考える

福利厚生は法的に決められたものとそうでないものがあります。会社ごとに決められる福利厚生は本当に様々です。転職する際には、紹介会社さんを通してしっかり確認しておきましょう。住宅手当は福利厚生の中で大きな金額になるのですが、手当として支給された場合、翌年の税金も増える訳ですので、長期的に考えそれが年収アップになるのか考えておくことも必要です。目先の金額のみに囚われないように注意です。また、特に女性はライフステージの変化で多くの方が働き方を変えていく傾向にあります。変化の度に環境を変える事は大変です。ライフステージが変わっても長く働ける環境を考えてみることもお勧めです。

福利厚生も重視したい方、将来を見据えた転職を考えたい方は、弊社お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください!

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